中國新聞 2013年1月12日掲載

熊野出身イラストレーターむかいあぐるさん

幻想キャラ初の絵本

熊野町出身のイラストレーターむかいあぐるさん(37)・本名向井拳、川崎市が
自身初の絵本「悪魔の尻」(如月出版、1365円)を出した。
「15年間の創作活動のまとめ。これを機に古里広島でも仕事を増やしたい」と意欲を新たにしている。
むかいさんは、日本デザイナー学院広島校を経て22歳で上京。10代や主婦向けなどの雑誌を中心にフリーでイラストを描いている。
「ゴシック&ロリータ」様式の幻想的でカラフルなキャラクターを生み出すことで知られる。

絵本はA5判、80ページ。悪魔に取りつかれた少女が元に戻ろうとするストーリーでウサギやクマに似たかわいらしい妖精が少し毒気を持って描かれる。雑誌や広告に発表してきたキャラクター10種をまとめて登場させた。
むかいさんは2005年に熊野町商工会の依頼で筆の精キャラクターを創作した実績もある。「広島のアート界を盛り上げたい。東京で培った人脈を生かしイベントも企画してみたい」と話している。ブログはhttp://www.aguru.net/(田中伸武)